炭水化物抑えるダイエット
炭水化物抑えるダイエット
日経新聞(NIKKEI プラス1 2008.03.01)より抜粋しました。以下記事
ダイエットの続かない大きな原因は、食べたいものが食べられない、特に、エネルギーの高い肉類や脂肪が食べられないからだ。身の回りには、油脂を使ったおいしい食べ物がみちあふれ、その誘惑に打ち勝つのは大変である。日常、アメリカでは、ダイエットは至難の業。アメリカでそうした状況の中で、心臓病の外科医であるドクター・アトキンスが唱えたダイエットが、大流行している。
この方法は、パン、パスタ、果物、砂糖などの炭水化物食品を極力抑え、かわりに肉、魚、卵、チーズなどのたんぱく質食品や脂肪、野菜はとってもよいという。その結果、特別エネルギー計算をせず空腹感なく減量できたので、多くの人たちから支持を受けた。しかし、しっかりしたエビデンス(医学的根拠)がなかったので、学者から信用されなかった。
しかし最近、世界的に有名な医学雑誌「JAMA」は、アトキンスの低炭水化物、高たんばく、高脂肪食を他のダイエットと比較している。すなわち、
?エネルギーを制限せず、高炭水化物、低脂肪食でとる方法
?摂取エネルギーを炭水化物、脂肪、たんぱく質で四対三対三の割合でとる方法
?エネルギーを制限し、高炭水化物で飽和脂肪は一〇%以下に抑えてとる方法
と比べた。すると、十二カ月間で、アトキンスダイエットでは四・七??減量したが、その他のダイエットでは平均二??ちょっとしか減量しなかった。またアトキンスダイエットでは血中中性脂肪値が低下し、善玉のHDLコレステロール値が上昇した。実行しやすいので試みてはいかが。
(新宿医院院長 新居 裕久)
以上