多重がんの頻度と発生臓器※固体マイナス水素イオン
多重がんの頻度と発生臓器
剖検例から多重がんの頻度をみると、「日本病理剖検輯報」がはじめて刊行された1958年の報告では悪性腫瘍に占める多重がんの割合は0.6%でした。その後しだいに増加し、69年には1.5%となり、87年には10%を超える値となっています。また、多重がんの割合は男性に多く、女性の約2倍の頻度です。多重がんの発生臓器としては、胃がもっとも多く、ついで肺・気管・気管支、肝・肝内胆管、甲状腺、前立腺の順となっています。甲状腺と前立腺については剖検時にはじめて発見されるような潜在がんが含まれているため、臨床診断例における多重がんの頻度と異なる点に注意しなければなりません。
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